晩酌と食い気

キリンジとクライミングとイエノミの記録

祈れ呪うな

コロナ以降、業務が1.4倍、持ち前のテキトーさで乗り切っているがそろそろ限界ってところで異動、といっても隣のユニットだけどね。業務の棚卸して移動先で巻き取ってもらえることを期待している。

6月からじむ復帰して、週一、二回。でも残業(といっても在宅だが)後、1,2時間。週多くて4時間じゃどんどん弱くなる。今でも弱いのにこれ以上弱くなることってありえる?って思うけど底は深い。本当に深い。

 

ホーム一強いAさんの登りを見る機会が増えて、この人はとにかくフィジカルが凄いからそれで語られがちだけどフォームがきれい、足も手もつま先まで神経が行き届いると気付いた。前腕が太すぎてまぶし壁ではほかのホールドが邪魔して損している。

5分でいい、私が私のままAさんの筋肉が宿ったら、どんなことが出来るだろう、きっと筋肉の無駄使いで終わるだろう。Aさんみたいに登れるわけない。無理にデッドしてホールドとった瞬間魔法が解けて間接がバラバラになって、変なフォームで瞬時に骨折して落ちる、、、そんなことを想像していたら、mさんに地蔵になってますと、と言われた。

最近数回トライしてダメな課題は、もう途中から落としどころを見つけてトライいている。あのホールドが取れたらいいか、、、って。筋トレになったし、とか、あのホールド踏めるようになったし、とか自己満足しているふりして帰る。ふりしてるのバレてるだろうな。自己欺瞞。わかってるよ。どうせ誰より下手な私。今まで何人に抜かれていったことか。もうこの3年くらいずっとどん尻。私より下手な人はどんどんやめていくというのもあるけど。

それでも完登出来ればうれしい。なのにそれさえ諦めて何がたのしいんだ。自己満足さえできないならやめればいい。